境内のご案内|金剛輪寺

境内略図

金剛輪寺の文化財

鎌倉期に元寇の乱の戦勝記念として建立された雄大な本堂は国宝に、左上段に建つ三重塔、本堂前の二天門は重要文化財に指定されております。
本堂内の不動明王立像十躰はいずれも木像、鎌倉初期で重要文化財、間近に拝むことができて見事なものです。

堂塔

写真:建造物
国宝 大悲閣本堂
弘安11年(1288)1月建立の銘が須弥壇にあり鎌倉時代の代表的な和様建造物として国宝に指定されており、東京オリンピックには世界に誇れる日本の建造物の一つとして文部省が十分の一の精巧な模型をつくり上野の博物館に展示されました。言わば「オリンピック選手」であります。
重要文化財 三重塔
待龍塔と呼ばれ、古文書によれば寛元4年(1246)4月9日の記があり国宝の本堂より40年余り先に建立されました。
重要文化財 二天門
本堂よりおくれて室町時代中頃に建立、八脚門ともいわれるように当初は楼門でありましたが江戸時代中頃に二階部分を取り壊し、現在の一重にしたと伝えられています。
大悲閣本堂 弘安11年(1288)/国宝
三重塔待龍塔 寛元4年(1246)建立、昭和53年秋復原修理工事完工/重要文化財
二天門 室町時代/重要文化財
大行社本殿 室町時代/重要文化財
本坊明寿院 昭和53年秋再建
水雲閣 江戸時代末 茶室

仏像

写真:仏像
秘仏本尊聖観世音菩薩
開山行基菩薩の御作といわれ、一刀三礼、行基菩薩が彫刀を進められると、やがて木肌から赤い血が一筋流れ、菩薩直ちにその彫刀を折り、粗彫りのまま本尊として安置されました。後の世に「生身の観音」と信心されております。
重要文化財 慈恵大師坐像
正応元年(1288)に蓮妙という仏師が父母の往生極楽を願い、六十六体造立したうちの一つであります。慈恵大師良源様(912~985)は第十八代のお座主であり天台宗中興の祖と称される傑僧です。観音様の化身ともいわれるところから観音三十三身の数の、あるいは当山のお像のようにその倍数の大師像を造立してご利益を求めることがあったそうです。
重要文化財 大黒天半跏像
平安時代の作で、頭上に冠を戴き、甲を着けて忿怒の相をしておられます。古式の大黒天であり日本最古のもので、茶室水雲閣に接する護摩堂に安置しております。
秘仏本尊聖観世音菩薩 天平期 阿弥陀如来坐像二軀 鎌倉初期/重要文化財
不動明王立像 鎌倉初期/重要文化財 毘沙門天立像 鎌倉初期/重要文化財
四天王像四軀 鎌倉初期/重要文化財 慈恵大師坐像二軀 鎌倉初期/重要文化財
大黒天半跏像 弘仁期/重要文化財 十一面観世音立像 平安中期/重要文化財
銅磬 鎌倉時代/重要文化財

国指定 名勝庭園

写真:名勝庭園

池泉回遊式庭園。桃山、江戸初期、中期の三庭からなり、作者不詳でありますが、老杉蒼松の自然を背景とし、灯籠泉石樹木の配置等、素晴らしく、江戸初期庭山腹には仲むつまじい夫婦松がそびえ、境内のもみじは「血染めのもみじ」と広く知られております。観音様のやさしいお心が満ち、湖東三山一の名園古庭であり、国の名勝にも指定されております。

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金剛輪寺の四季

まず、小さな桃色の花弁をつける猩猩袴が境内のあちこちに咲き、春を告げます。彼岸桜や染井吉野、山桜が咲き庭には石楠花、山つつじ、著莪の白い花、さつき花、やがて紫陽花、池には睡蓮が浮び夏を迎えます。
金剛輪寺の秋の紅葉は「血染めのもみじ」として全国に知られております。

写真:金剛輪寺の四季
  • 石楠花(4月中旬より末まで)
  • さつき花(新緑の頃5月より6月中旬)
  • 紫陽花(6月末より8月下旬)
  • 睡蓮(6月より9月)
  • 紅葉(10月より11月 血染めのもみじ)
  • 雪(紅葉の散る頃より2月

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